みなさまお元気にお過ごしでしょうか。はな通信 春号をお届けします。
３月末から４月初旬にかけて、毎年恒例のお花見に桜の名所として知られる、大野城市の牛頸ダムへ出掛けました。皆様満開の桜の木の下で、思い思いに春の訪れを感じていらっしゃいました。帰路の途中にカフェへ寄り、おいしいデザートとコーヒーに花より団子の様子も見受けられました。

シルバー人材センターでの思い出

私が６１歳の時夫が亡くなり、夫が手広くしていた農業は一人では出来ず子供達も継がなかった為、他人に預け、６５歳の時にシルバー人材センターに登録し７２歳まで働きました。
　夫の手伝いや姑の介護等で忙しくしていた生活が終わり、暇になったので太極拳を始めたりしましたが、仕事をしたいと思いシルバー人材センターに登録したのでした。
　シルバーセンターには女性向きでは掃除や洗濯、子守り、草取り、農業の手伝い等いろいろな仕事が来ていました。どの仕事をするのかは、事務所の方からここに行ってと言われる事もありましたが自分で決める事が多かったです。主に体育館で学童保育の子供達が遊ぶのを見守る仕事とブドウ園での仕事と、ゆめタウンでのお惣菜作りをしました。
　山手にあるブドウ園まで、夫のいる人は車で送迎してもらえますが私は自転車で３０分かけて行きました。ブドウの花の芽摘み、収穫などの手伝いをしました。ブドウの花はそのままにしていると房全体がスカスカになりますので花芽が付いている先の方から２／３程を残して残りのつぼみを落としてしまうと、しまったきれいな房が出来るのです。又小さな花房や一枝にいくつもついている時は、適度に取り除かなくてはなりませんでした。
　収穫の手伝いの帰りは売り物にならない物をたくさんもらう事が出来、これはうれしい事でした。
　ゆめタウンで販売するお総菜作りもしました。ゆめタウンまでは自転車で２５分位かかりました。煮物、揚げ物、酢の物、サラダ等たくさん作りました。材料はすでに切ってあり、この 料理には醤油、酒、みりんが何㏄、塩、砂糖は何ｇと決まっていますか ら、作る人やその時の体調などと関係なく調理する事が出来るので、一 定の味を出せるのでした。
　現在はパーキンソン病と言う難病にかかり、自転車で鍛えた足も今は車いすの生活になってしまいましたが、シルバー人材センターでの仕事は楽しく人間関係のいろいろを学びました。

古賀ヒサ子様

口腔ケアの必要性

口はいろいろな細菌やウイルスなどが入り込んでくるところなので、食べかす等をそのまま放っておくことで口の中は細菌の格好な温床となっています。
　要介護高齢者の方は、口腔内清掃が不十分な状態であるため細菌が繁殖しやすく、嚥下反射力、せき反射力の低下から細菌に汚染された食べ物や、だ液が誤って気管から肺に入り誤嚥を発症します。
　自歯の方も入れ歯の方も口腔内清掃を毎日続けることで健康な日々を送っていただける様に、口腔内の清掃（ケア）をきちんと実施する事は、生活のリズムを整え維持することにつながります。