福岡県太宰府市の介護付有料老人ホーム、はな太宰府では、体験入居受付中。

はな太宰府

  • 0120-750-295
  • お問い合わせ
  1. トップ
  2. > はな通信
  3. > はな通信NO48 平成30年 夏号

はな通信

はな通信NO48 平成30年 夏号

記録的な猛暑が続いていますが、はな太宰府の入居者様もこまめに水分補給し、しっかり食事を取ることで、熱中症等の心配もなく元気に過ごされています。
今回のはな通信夏号では、太宰府天満宮へ菖蒲見学、牛頸ダムにあじさい見学へ行ったり、天気の良い日は弁当を持ち出して外の景色を楽しみながら昼食を取っていただいたり、また七夕飾りでは短冊にそれぞれの願い事を書いて笹の葉に飾り付けていただきました。
その他にも、入居者様の短歌や思い出話、アラカルト(豆知識)を掲載しています。

はな通信
はな通信

初夏の思い出

  • 菖蒲見学菖蒲見学

    太宰府天満宮へ菖蒲見学へ。
    まっすぐに凛と咲く菖蒲の花々を見ていると、背筋が“ピン”としてきます。

  • 男性の会男性の会

    男性の入居者をお連れし外出です。
    男性だけでどんな話をしているのか気になりますね。

  • 青空弁当青空弁当

    天気が良いのでお弁当を持ち出し、駐車場にて昼食です。
    いつもと気分を変えてピクニック気分ですね♪

  • 昼食に♪昼食に♪

    昼食にお寿司の提供です。
    大好きなお寿司を堪能し、とびきりの笑顔を見せてくれました。

  • 七夕の飾り付け①七夕の飾り付け

    ロビーにて七夕の飾り付けです。
    枝を引き寄せ落ちないよう慎重に。
    笹の葉の良い香りが漂います。

  • 七夕の飾り付け②七夕の飾り付け

    “どんな願いが書いてあるかな~?”
    色とりどりの飾りに目が留まり散歩の途中で一休憩です。

短歌

  •  目を閉じて 故里しのべば
    白銀に 輝く波の 吹上げ浮かびて 
     靖国の 花の梢に
    語らんと 誓いし友よ 老いは寂しき
     お互いに 立身出世
    競いたる 中学校の友等 いかになりしや
             
     鈴木 俊丸 様

私の思い出

私は昭和8年8月、福岡市向野町で生まれました。  
子どもの頃は、凧揚げ・パッチン・竹馬など、川や池では泳いだり
しじみやザリガニをとって遊びましたが、あの頃の自然はもうありません。
私の仕事としては、新天町の呉服屋の丁稚奉公から始まり、次の寝具屋では仕立ても勉強し
着物や寝具に精通していきましたので、その後の外商の仕事もとても上手く行きました。
これも、思い返せば丁稚のころからよく頑張った努力の賜物だと思います。
丁稚と言っても、今の若い人には分からないと思いますが、法律である商法も昔のままで、未だに
丁稚や番頭と書かれていると思いますよ。(改正されていないのです)
昭和38年の夏になって、叔父の友人が経営する医療機具会社に社長の誘いで入社しました。
ここは、販売する医療器具がとても多く、まず大物小物の器具名や使い方まで覚えます。
大物は各科の外来から処置・薬局・一般検査・生化学・病理や一部解剖などの機器があり
小物は、オペ器具から注射針までさまざまで、そのうえ和名、洋名があり本当に大変です。
例えば、メスと言えば誰にでも分かりますが、和名では尖刀(せんとう)と称し多彩です。
一人前の営業になるのに5年ほどかかりますが、10年も経てばバッチリ!面白くなります。
しかし、医師の出身医大や派閥なども考慮しての営業ですから、むつかしいものでした。
これも又、思い返せばですが、ちょうど30歳になった頃の若者でしたから、
あれこれむつかしい器具でも産婦人科の器具や使い方は、好奇心旺盛で一番に覚えましたね~
白状するのも恥ずかしいですなぁ、これは忘れてください。
このような医療機具会社の仕事を70歳まで頑張り、無事退職しました。
今は「はな太宰府」の住人ですが、本当に悔いなく頑張ったと思います。人生バンザイです。

文、月隈 静雄様

アラカルト(豆知識)

今や平均寿命が100歳に近づくこの長寿社会の中で、大正、昭和、平成と時代の流れを歩かれた皆さまは科学や医学の進歩を身をもってお感じのことでしょうね。
今年は明治維新から150年目です。
車も飛行機もない維新の頃に宇宙ロケットや人類が月面着陸するような将来をだれが想像できたでしょうか?
それにしてもこの地球は、最先端の宇宙科学を持つ国と、紀元前と変わらぬ裸同然の狩猟民族などが共生している誠に不思議な星ですが、どんな生活が幸福なのでしょうね。
皆さまは、アメリカとアフリカの生活、どちらを希望されますか?
書けばたった一字の違いですが文明の時間差としては、2~3千年の開きがあるといわれています。
近年の長足の進歩の中で、昔からの言い伝えや常識はどうなったのでしょう。
大阪の堺市にある日本最大の前方後円墳と云えば「仁徳天皇陵」と答えられるでしょうが
今の教科書では「大仙古墳」となり、イイクニつくろうと覚えた鎌倉幕府もイイ箱(1185)に変わったようですね。
また花粉などのアレルギー物質は、身体のバケツに満杯になったとき発症すると思っていましたが
テレビでは、この「バケツ理論」は古く、今では抗体と物質量のバランス差によって発症する「てんびん理論」が主流だとか。
この花粉症や食物アレルギーも免疫治療が始まり、ワクチンの開発により10年後にはアレルギー症は無くなるだろうといわれています。
また「2020年、人類はがんに打ち勝つ」と聞きましたが、医学の進歩も凄いですね。
身近では、下手な「耳かき」はしない方が良い。
耳は腸のような、“ぜんどう運動”で自動清掃しているとのことですが、
インフルエンザのポスターからも3種の神器のようだった「マスク」と「うがい」が消えましたね。
厚労省が効果が無いと認めたようです。
風邪の初期なら運動で体温を上げ、免疫細胞の増加や活性化を図るのも良策とか。
しかし無理に運動しなくても、体は防衛本能で体温を上げ、白血球などを増強しウイルスと戦います。
体温が1度上がれば、免疫力が倍に増強されるようです。
すぐ薬に走るのも考えものですね。
しかし、この免疫力も40代で若い頃の半分、70になると十分の一まで減り、年齢とともに弱まるのが今の常識のようです。
外出もしないのに風邪をひくのも、こんなところにあるのかもしれませんが、明日にでもこの常識が吹っ飛ぶような医学会の発表やワクチンに期待したいところですね。
自動運転の車も開発中の近年、この先の100年後はどんな世界になるのでしょうね。

  • 今後の行事予定

    8月 ・入居者作品展  
    ・男子会       
    ・お盆の迎え団子作り
    9月 ・五郎山古墳見学
    ・習字を楽しむ会  
    ・敬老会 ・はな祭り  
    ・男子会

    10月 ・買い物ツアー ・男子会     
    ・おやつ作り(蒸しパン)
    ・コスモス見学   
  • 今後の行事食予定

    8月 ・郷土料理(長野県)
    ・鰻散らし寿司(土用丑の日)

    9月 ・敬老御膳
    ・バイキング(はな祭り)

    10月 ・行楽弁当
    ・郷土料理
pagetop